12月12日: VN指数は上昇を維持 (VN-Index +0.19%)
- VN指数は上昇して取引を開始。その後、徐々に売り圧力が優勢となり、前引けは下落となった。
- 中国より習近平国家主席が来越していることや、今晩発表が予定される11月の米CPIの結果に対し、市場は材料待ちとなっていたこともあり、一日を通じて方向感に乏しい相場展開となった。
- 後場は前日終値のラインを境に上下動を繰り返したのち、何とか前日比プラスで大引けを迎えた。
- セクター別では、情報通信セクター(+1.76%)が最も買われた。その一方で、食品・飲料(-0.52%)や通信(-0.66%)、メディア(-0.71%)セクターなどが相場の重しとなった。
- 248銘柄が上昇、222銘柄が下落、106銘柄は変わらずとが上昇銘柄がわずかに優勢となった。
- 流動性も乏しく、前日比4.7%減の13.9兆ドンとなった。
VN30指数は相場をけん引 (VN-30 +0.35%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、上昇が14銘柄、下落が8銘柄、変わらずは8銘柄となった。
- 銘柄別では、FPT(+1.89%)、HPG(+1.64%)、BID(+1.21%)などが相場を支えた。
- 一方、MSN(-1.93%)、BCM(-1.08%)などが下落していた。
セクター・個別株の動き
- ベトナム鉄鋼協会(VSA)によれば、11月の鉄鋼消費量はおよそ250万トンに達し、前月比13%増、前年同月比30%増となった。これを受け、関連銘柄のHPG(+1.64%)などが上昇していた。
- FPT(+1.89%)は昨日に引き続き上昇。米NVIDIA社のジェンスン・フアンCEOがベトナムでの半導体人材・生産施設の開発に意欲的であることが報じられ、パートナー企業である同社株も買われた。
- 外国人投資家は3070億ドンの売り越しとなった。昨日に引き続きVNDに買いが集中した一方、FUEVFVNDは売り越しとなった。
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12月12日ベトナム証券市場ニュース_JP