12月28日: VN指数は再び上昇 (VN-Index +0.62%)
- VN指数はビングループ関連銘柄の上昇により、前日終値より上昇して取引を開始した。
- VHM(+4.30%)は前場から注文が多く入り、強い上昇とともに指数を支えた。その他の不動産銘柄もその恩恵を受け、キャッシュフローが未だ本調子でないにもかかわらず、市場を徐々に上昇させた。
- 後場には特に銀行セクターを中心とした買いが広がり、指数の上昇幅は拡大した。
- しかしながら、指数は1,130ptを手前に上げ止まりとなった。
- 買い方が優勢となり、312銘柄が上昇、163銘柄が下落、113銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は15.5兆ドンと、VHMの売買を除けば前日比19.7%の減少となった。
VN30指数は力強く上昇 (VN-30 +1.13%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、25銘柄が上昇、4銘柄が下落、1銘柄が横ばいとなり、幅広い銘柄が上昇。
- 前述したように、VHM (+4.30%) やVIC (+1.95%) といったビングループ関連銘柄が好調に推移し、その他にもSSB(+4.42%)、VIB(+2.34%)、VPB(+1.62%)といった銀行銘柄が相場を支えた。
- 一方、下落銘柄は比較的軽微だった。
セクター・個別株の動き
- DCM(-1.39%)は2023年の純利益目標を34%下方修正したことから、投資家たちに嫌気され下落した。
- LDG(-0.99%)は、前会長の逮捕に伴う株価急落で1300万株のESOP発行計画を中止。同社株は下落した。
- 外国人投資家は2日連続となる買い越しで、その額は4420億ドンとなった。個別銘柄ではVHC(+0.27%)とHCM(+1.80%)が最も買われた。一方、売り越しが目立ったのはGMD(+0.28%)、BID(-0.70%)などであった。
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12月28日ベトナム証券市場ニュース_JP