2月7日: VN指数は好調な推移で閉幕 (VN-Index +0.85%)
- 明日からのテト休暇を目前に、取引最終日である本日のVN指数は、薄商いながらも一日を通して好調な値動きを示した。
- 投資家心理に大きな変化は見られず、昨日の安定した値動きを引き継ぎ上昇して取引を開始。特に大型株を中心に、前場は徐々に上昇幅を拡大させた。
- 後場の開始後もこうした動きは続き、指数の上昇は加速した。しかし、心理的な節目である1,200pt付近では売りが多く発生し、頭打ちとなった。
- セクター別では銀行が引き続き好調に推移し、多くのセクターが上昇。ただし、小売セクターのみ下落した。
- 356銘柄が上昇、110銘柄が下落、81銘柄が変わらずと、昨日より一段と上昇銘柄数が増えた。
- 流動性はわずかに増加し、5.9%増の15.5兆ドンとなった。
VN30指数は相場全体をけん引 (VN-30 +1.13%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、26銘柄が上昇し、1銘柄が下落、3銘柄が変わらずとなった。
- TCB(+4.63%)、CTG(+3.20%)、HDB(+2.39%)、TPB(+2.21%)などの銀行株が指数を上昇させた。
- 本日もMWG(-0.85%)は値動きが弱く、唯一の下落銘柄となった。
セクター・個別株の動き
- ベトナム証券保管クリアリング(VSDC)は、2024年1月末時点の国内外投資家の証券取引口座数を発表。前月比で12.5万超の増加となり、SSI(+0.29%)、VND(+4.07%)などの証券会社株は堅調だった。
- POM(+4.31%)は、監査済み財務諸表の提出が遅れたことでホーチミン証券取引所より注意勧告を受け、軟調に推移していた。しかし、このほど同社より上場廃止を避けるように対処するとの声明が出され、投資家を安心させた。
- 外国人投資家は110億ドンの売り越しとなった。NVL(+0.29%)が最も売り越された銘柄となった。一方、VND(+4.07%)が最も買い越された銘柄だった。
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02月07日ベトナム証券市場ニュース_JP