2月15日: VN指数は上昇基調を維持 (VN-Index +0.33%)
- テト連休明けの取引は、前場に流動性が10兆ドンに達しそうになるなど活況を呈し、好調なスタートを切った。
- 銀行セクターが指数を1,200ptの大台に導いた。
- 後場はやや持ち直しとなった。テト休暇前に買いだめしていた投資家が取引終盤に売り手に回ったことで、午前中の上昇分をほぼ打ち消す格好となった。
- ただ、銀行セクターと素材セクターが相場上昇を最後まで支えた。
- 321銘柄が上昇、153銘柄が下落、81銘柄が変わらずだった。
- 流動性は25%増の19.4兆ドンとなった。
VN30指数は相場全体に連動 (VN-30 +0.36%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、17銘柄が上昇し、8銘柄が下落、5銘柄が変わらずとなった。
- TCB(+2.95%)、MBB(+2.77%)、SHB(+2.15%)などの銀行株が指数を上昇させた。
- 反対に、ACB(-2.86%)、MWG(-1.61%)、GVR(-1.58%)は指数の足を引っ張った。
セクター・個別株の動き
- BWE(+0.00%)は2024年1月の業績を発表。売上高は2,809億VND(前年同期比24%増)、税引後利益は653億VND(同17%増)と、結果は良好。また、同社は廃棄物処理分野で927億ドンの未実現収益を計上した。
- PVD(-0.52%)は掘削装置PV DRILLING VIに関し、SK Earthonとの掘削契約を完了した。同社は、原油を発見することにより、安全かつ効率的に作業を実施し、2019年にベトナム沖のブロック15-1/05で石油埋蔵量を確認して以来、SK Earthonの最初の石油発見となった。
- 外国人投資家は、VHM(+0.36%)やCTG(-1.41%)などの売り越し銘柄を筆頭に、本日3,270億ドンの売り越しを記録した。一方、最も買い越された銘柄はMSB(+6.74%)とHPG(+1.95%)だった。
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02月15日ベトナム証券市場ニュース_JP