2月19日: ビングループ株がVN指数をけん引 (VN-Index +1.26%)
- 良好な投資家心理の下、VN指数は上昇して今週の取引を開始させた。
- 前場は買い方がやや優勢で推移し、大きく上昇した直後には利益確定売りとみられる売り圧力がかかる動きが何度か確認された。
- 後場はビングループ銘柄を中心に相場全体は次第に勢いをつけはじめ、一段と上昇幅を伸ばした。また、流動性も活発だった。
- 不動産や公益、石油ガスセクターが上昇をけん引した一方で、メディアなどが下落した。
- 多くの銘柄が上昇し、298銘柄が上昇、217銘柄が下落、52銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は前営業日よりも増し、35.6%増の24.7兆ドンとなった。
VN30指数も好調な推移を記録 (VN-30 +1.28%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、21銘柄が上昇し、9銘柄が下落した。
- 上述の通り、VIC(+6.94%)、VRE(+6.89%)はストップ高を記録。VHM(+6.67%)も取引時間中に一時ストップ高を記録するなど、ビングループ銘柄はいずれも好調だった。
- 反対に、SSB(-0.86%)やTPB(-0.53%)などは軟調だった。
セクター・個別株の動き
- VIC(+6.94%)は、同じグループ会社であるビンファストがインドのタミル・ナドゥ州に工場用地を付与されたことが報じられた。インドのデカン・ヘラルド紙によれば、土地面積は約400エーカー(160万m²)で、うち380エーカー(150万m²)が新工場の敷地面積。また、同工場では年間15万台の自動車が生産される予定だという。
- VHM(+6.67%)は、ロンアン計画投資局が最近発表した、ロンアン省カンジュオック地区の新都市計画に関する事業登録書類に唯一記載があった。
- 外国人投資家は1,370億ドンの買い越しとなった。VHM(+6.67%)、VRE(+6.89%)、VIC(+6.94%)が買い越された銘柄だった。一方、VND(-1.08%)は売り越しが目立った。
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02月19日ベトナム証券市場ニュース_JP