2月26日: VN指数は反発 (VN-Index +1.00%)
- VN指数は先週末の強い下落の後、再び上昇して今週の取引を開始させた。
- BID(+3.08%)をはじめ、食品・飲料や化学セクターが相場上昇のけん引役となった。
- ただ、特に大型株を中心とした慎重姿勢は依然として残っており、一時的に相場の勢いをそぐ場面も見られた。
- 後場には、すでに上昇していた銘柄に買いが入る一方で、下落銘柄は下げ幅を小幅にとどめ、騰落の方向性に違いが見られた。
- 金融セクターはさらに勢いを強め、相場全体の上昇幅を拡大させた。
- 270銘柄が上昇、214銘柄が下落、73銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は34.7%減の20.9兆ドンと、低調となった。
VN30指数は買い方が優勢 (VN-30 +0.84%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、19銘柄が上昇し、8銘柄が下落、3銘柄が変わらずとなった。
- BID (+3.08%)、FPT (+3.95%)、GVR (+4.54%)、TCB (+2.74%)といった銘柄が指数の上昇に貢献した。
- VIC (-1.33%)とVPB (-1.28%) などが、大きく下落した。
セクター・個別株の動き
- VASEPが発表した1月の水産物全体の輸出が大幅に増加したことを受け、水産物銘柄のANV (+6.92%)、VHC (+6.97%)、IDI (+6.75%)が天井をつけた。
- また、GMD (+6.16%)も2024年1-2月のベトナム港の貨物量が前年同期比8%増となったことから急騰した。
- 外国人投資家の売り越しと買い越しは拮抗し、本日は340億ドンの買い越しとなった。DGC(+7.00%)とHCM(+6.99%)が大きく買い越された銘柄となった。一方、STB (-0.49%)は売り越しリストのトップとなった。
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02月26日ベトナム証券市場ニュース_JP