1月26日: VN指数は好調に推移 (VN-Index +0.45%)
- VN指数は前日終値のラインを上回り取引を開始した。
- 前場の流動性は昨日とさほど変わらなかったものの、上昇幅を直実に伸ばしながら比較的堅調な推移を果たした。
- 後場には流動性も前日比で増し、大きな売り方が現れることもなかった。ただ、市場が一段高を試す場面では利益確定とみられる売りが入った。
- セクター別では、化学と自動車・部品セクターが相場をけん引した一方で、ヘルスケアやメディアセクターが足を引っ張った。
- 銘柄別では253銘柄が上昇、193銘柄が下落、129銘柄が変わらずとなった。
- 投資家心理はやや回復し、流動性は前日比13.3%増の12.9兆ドンとなった。
VN30指数は市場全体と同等の値動き (VN-30 +0.45%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、19銘柄が上昇し、8銘柄が下落、3銘柄が変わらずとなった。
- 特に、GVR(+2.63%)の上昇が最も大きく、指数上昇をけん引した。
- 一方で、SAB(-2.55%)が最も下落した。その他にもMSN(-1.50%)も軟調だった。
セクター・個別株の動き
- GVR(+5.65%)をはじめとしたゴム会社の株価が好調だった。GVRは、2024年に売上高24兆9990億ドン、税引前利益4兆1040億ドン、税引後利益3兆4370億ドンを達成する計画。
- DRC(+6.85%)は2023年12月に稼働予定のラジアル工場フェーズ3と、PCRタイヤ製品(トラック、バス用)の新規受注見込みにより、2024年に大幅な成長が見込まれている。
- 外国人投資家は買い越しに転じ、 2390 億ドンの買い越しとなった。HPG(+0.35%)やHSG(+1.95%)などが買い越された。一方、VHM(-0.24%) は売り越し銘柄となった。
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01月26日ベトナム証券市場ニュース_JP