7月5日:流動性の改善を伴いVN指数は続伸(VN指数 +0.23%)
- VN指数は朝から上昇して始まり、その後も取引時間中は前日終値を上回って取引された。
- 指数は小幅なレンジで取引され、最終的には0.23%高の小幅な動きとなった。
- 投資家心理も改善した。流動性は前日に比べて増加し、出来高は7.7億株、売買代金は17.2兆ドン(前日は14.6兆ドン)だった。
- 銀行セクターが0.74%高となり、指数を大きく押し上げた。
- 売り方は優勢にならず、引けにかけても売りは強まらなかった。
- 218銘柄が上昇し、183銘柄が下落、78銘柄は変わらずで買われた銘柄数が下落銘柄数を上回った。
VN30指数は、VN指数と同様の動き(VN30指数 +0.16%)
- 時価総額・流動性の大きい30銘柄で構成するVN30指数は、16銘柄が上昇、14銘柄が下落した。
- 大きく上昇したのは、HPG(+2.7%)、VCB(+2.0%)、VIB(+1.3%)、一方下落したのはVNM(-1.1%)、SSI(-1.1%)、NVL(-1.0%)などだった。
- セクター内でもまちまちの動きとなっていた。
セクター・個別株の動き
- ホアファットグループ(HPG)が2.67%高と大幅高となった。需要低迷の為に停止していた最後の高炉が第3四半期にも運転開始する可能性があるとのニュースを受けてのことだった。
- HPGの動きに続き、資材セクターが上昇し相場を牽引した。建設資材関連では、HPG以外にもNKG(+1.1%)、PTB(+1.6%)、HSG(+0.6%)といった銘柄が買われた。
- 外国人投資家は1,831億ドンの買い越しとなった。HPG、TCM(-2.1%)に買いが集まった。
7月5日ベトナム証券市場ニュース