7月6日:大型株が売られ、VN指数は下落(VN指数 -0.74%)
- VN指数は1,140ポイントが抵抗線となっており、前日変わらず付近で午前の取引が始まった。
- 投資家の関心はFRBの利上げ可能性に移った。VN指数はその他のアジア市場と同様の下落となった。
- 午後に入り、大型株が売られる展開となり、相場は下落することとなった。
- 引け間際にわずかに買いも入ったが、上昇は中小型株が中心に留まった。
- 幅広い銘柄が売られる展開。94銘柄のみが上昇、339銘柄が下落した。46銘柄は変わらずだった。
- 流動性は午前中は低調だったが、午後に入り売りが集まったことから、売買代金は18.6兆ドンに達した。
VN30指数は大きく下落(VN30指数 -0.91%)
- 時価総額・流動性の大きい30銘柄で構成するVN30指数は、8銘柄が上昇、20銘柄が下落、2銘柄は変わらずだった。
- 相場の下落を和らげたのは、GAS(+1.0%)、GVR(+3.0%)、VNM(+1.0%)などだった。
- 不動産セクターが指数を押し下げ、NVL(-2.0%)、PDR(-2.6%)、VHM(-2.9%)、VRE(-2.0%)などが主な下落銘柄だった。
セクター・個別株の動き
- 今後も利上げが続くとの懸念の中で、保険セクターのBMI(+3.3%)、BVH(+0.4%)、MIG(+1.1%)などが堅調な動きだった。
- VND(-6.5%)はストップ安近辺まで下落した。Trung Namグループに関連する懸念を受けてのことだった。10億米ドルの同社社債のアンダーライターだったことからの悪影響が懸念されている。
- 外国人投資家は3,268億ドンの売り越しとなった。売られた銘柄ではSTB。一方、HPGには買いが集まった。
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7月6日ベトナム証券市場ニュース