7月25日:VN指数は続伸(VN指数 +0.44%)
- 投資家の楽観姿勢は続き、VN指数は続伸で始まった。
- 午前中1,200ポイントに近づくと、キャッシュフローは減少し、値動きの荒い展開となった。
- 銀行株のVCB(+3.5%)とTCB(+3.2%)の上昇によって指数は上昇を維持した。一方、不動産株のVHM(-0.8%)とVIC(-1.0%)は相場を押し下げていた。
- 午後に入り、堅調に上昇するもやはり1,200ポイントの節目は抜けられなかった。VN指数は1,200ポイントに触れると急落し、その後わずかに反転して引けた。
- 騰落別では幅広い銘柄が売られた。207銘柄が上昇、250銘柄が下落した。72銘柄は変わらずだった。
- 午後に入りボラタイルな展開となったことで、売買代金は20.1兆ドンとまずまずの数字だった。
VN30指数も上昇(VN30指数 +0.41%)
- 時価総額・流動性の大きい30銘柄で構成するVN30指数は、13銘柄が上昇、12銘柄が下落、5銘柄は変わらずだった。
- 銀行株以外では、SAB(+1.9%)、VNM(+1.2%)、VRE(+2.1%)などが上昇した。
- 一方、大きく下落したのはBCM(-1.5%)、GVR(-1.8%)、MWG(-1.7%)などが挙げられる。
セクター・個別株の動き
- 前日にストップ安となり、本日も値動きの荒かったCTD(+0.4%)は債務の支払いが出来なかったことでCTDに破産を宣告するようにRiconsが要求したことが関連したと考えられている。本日、CTD側は健全な財務状態について報告したことで、買い戻しが入った。
- CEO(+3.9%)は200ヘクタール規模の工業団地のM&A計画を株主総会で明らかにしたことで買われた。
- 外国人投資家は売り買い拮抗していた。VNM(+1.2%)とMSB(-0.7%)が売られていた。一方、HPG(+0.0%)には買いが入った。
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7月25日ベトナム証券市場ニュース_JP