7月28日:VN指数は反発(VN指数 +0.86%)
- 午前中、VN指数は1,200ポイント付近で揉みあう展開だった。
- その後、不動産、金融サービスセクターが上昇したことで、徐々に上げ基調に転換していった。
- しかし、利益確定圧力が強くなる場面もあり、前日変わらず付近まで押される時間帯もあった。
- その後、大型株を中心に押し目買いが広がっていった。シンガポール系のETFからの資金流入ではと市場では噂されている。
- 楽観姿勢は広がりを見せ、高値引けとなった。
- 騰落別では幅広い銘柄が買われた。328銘柄が上昇、139銘柄が下落した。57銘柄は変わらずだった。
- 売買代金は21.9兆ドンと高水準を維持した。
VN30指数が相場を牽引(VN30指数 +1.06%)
- 時価総額・流動性の大きい30銘柄で構成するVN30指数は、25銘柄が上昇、4銘柄が下落、1銘柄は変わらずだった。
- 主な上昇銘柄は、VHM(+2.4%)、NVL(+2.8%)、MSN(+2.3%)、VNM(+2.2%)、TCB(+2.1%)、STB(+2.0%)などだった。
- 一方、大きく下落したのはSAB(-2.0%)、1%以上下落した唯一の銘柄だった。
セクター・個別株の動き
- 第2四半期の決算発表が相場の材料となっている。
- VHM(+2.4%)は好決算で上昇、2023年第2四半期の売上が32.8兆ドン(前年同期比634%増)、純利益が9.7兆ドン(同1,198増)となった。
- PVD(+2.5%)も前年同期の740億ドンの赤字から1,550億ドンに黒字転換したことで買いが集まった。また、この数字は直近の18四半期で最高だった。
- 外国人投資家は4,102億ドンの買い越しだった。VNM、PNJ、HSG、VHMに買いが集まった一方、HPGは売られていた。
_________________________________
ディスクレイマー
このニュースは、投資の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的として作成したものではありません。投資に関する決定はご自身の判断でなされますようにお願い申し上げます。このニュースは、信頼できると考えられるFiinProという情報源に基づいて作成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。このニュースは、Japan Securities Co.、 Ltd (JSI)から直接提供するという方法でのみ配布いたしております。このニュースのいかなる部分も一切の権利はJSIに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。
7月28日ベトナム証券市場ニュース_JP