7月31日:ビングループ関連株が上昇しVN指数は急伸(VN指数 +1.26%)
- VIC(+7.0%)がストップ高まで上昇したこともあり、VN指数は続伸して取引を開始した。
- 不動産セクターはVICの影響も受け続伸となっていた。一方、鉄鋼や小売りには調整が入り、相場を押し下げていた。
- 午後に入るとVHM(+7.0%)もストップ高となった。さらにVRE(+3.0%)も大きく上昇し相場を押し上げた。
- これらの上昇により、相場には楽観的な見方が強まり、幅広い銘柄が買われる展開となった。
- 騰落別では304銘柄が上昇、172銘柄が下落した。45銘柄は変わらずだった。
- 前日の上昇に引き続き、流動性の増加を伴っての上昇となっている。売買代金は24.1兆ドンと高水準だった。
VN30指数が相場を牽引(VN30指数 +1.51%)
- 時価総額・流動性の大きい30銘柄で構成するVN30指数は、24銘柄が上昇、6銘柄が下落した。
- “Vin”関連以外の主な上昇銘柄は、VJC(+4.3%)、BCM(+3.8%)、ACB(+3.2%)、BVH(+3.2%)、PLX(+3.6%)などだった。
- 一方、大きく下落したのはMWG(-1.5%)やVCB(-1.5%)などが挙げられる。
セクター・個別株の動き
- VIC(+7.0%)の上昇は2023年第2四半期の好決算が材料となったと考えられる。同社は売上が252%増の47.14兆ドン、税引き前利益も90%増の3. 67兆ドンだったと発表した。さらに、ブラックスペードとの合併についてSECが承認したことで、米国市場への上場へと一歩近づいたことも好感された。
- インドに続き、UAEやロシアがコメの禁輸をしたとの報道を受けて、PAN(+3.3%)、TAR(+6.2%)、LTG(+7.6%)といった関連銘柄が上昇した。
- 外国人投資家は939.4億ドンの買い越しだった。MSBが買われていた。一方、HPGや大きく上昇したVICは売り越された。
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7月31日ベトナム証券市場ニュース_JP