3月8日: VN指数は大きく調整 (VN-Index -1.66%)
- VN指数は上昇して取引を開始したものの、買い方の勢いは続かずに徐々に売り方の優勢に傾いていった。
- 前場から下落の流れは始まり、大型株を中心とし多くの銘柄が売られた。
- 後場も似たような流れが続いた。指数は最近、昨年の9月頃につけた高値付近まで上昇していたことや、年初から10%以上の上昇幅だったことから一時的な価格調整が行われた可能性がある。
- 自動車・部品セクターや旅行・レジャーセクターのみが上昇し、その他のセクターはすべて下落した。
- 89銘柄が上昇、408銘柄が下落、55銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は今年最大となり、29.6%増の32.4兆ドンとなった。
VN30指数は相場全体の重しに (VN-30 -2.06%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、1銘柄のみ上昇し、その他は下落した。
- 上昇したのはBCM(+0.43%)のみだった。
- 特に下落したのはBID(-4.13%)、TCB(-3.76%)、CTG(-3.63%)だった。
セクター・個別株の動き
- STK (+5.13%)は、2024年の年次株主総会の会議文書を承認した。2024年の業績予想として、売上高を前年比90%増の2兆7030億ドン超、純利益を前年より3.5倍の3005億ドンと発表した。
- NAB(+6.29%)は、2023年にホーチミン証券取引所へ上場申請された唯一の銀行銘柄であり、本日より取引が開始された。
- 外国人投資家は本日、6650億ドンの売り越しだった。KDH(-0.14%)やDGW(+3.97%)が買い越された。一方、VNM (-2.78%) やVPB (-2.31%)が売り越された。
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03月08日ベトナム証券市場ニュース_JP