11月9日: VN指数はわずかに上昇(VN-Index +0.04%)
- 昨日の上昇によって投資家心理は改善しており、VN指数は上昇して取引を開始した。
- 不動産、金融サービスセクターに買いが集まったことで、午前中を通して上昇して推移していた。
- 中国碧桂園の問題に関して中国政府が平安保険に対して経営権取得を要請と報道されたことが、不動産セクターの上昇に繋がった。
- 午後に入ると利益確定の圧力が高まり、上げ幅を縮める展開となった。銀行、素材、飲食料品セクターが売られていた。
- 342銘柄が上昇、202銘柄が下落、76銘柄は変わらずと、多くの銘柄が買われた。
- 流動性は上昇を維持し、売買代金は前日比18.4%増の21.9兆ドンに回復した。
VN30指数は相場の重しに(VN30 -0.62%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は8銘柄が上昇、18銘柄が下落、4銘柄が変わらずだった。
- VIC(+5.58%)、VHM(+4.63%)、VRE(+2.53%)が大きく上昇していた。
- 一方、VJC(-4.07%)は最も下落した。
セクター・個別株の動き
- BCM(+2.35%)は額面8%の現金配当の権利落ち日を発表したことが材料視された。
- HTN(+3.09%)はLPBankから1兆ドンの融資契約の計画について発表した。同資金は6つの不動産プロジェクトに使用される予定となっている。
- 外国人投資家は8,065億ドンの売り越し。VHM、FUESSVFI、VNMが大きく売られた一方、DGC、NKGは買い越されていた。
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11月9日ベトナム証券市場ニュース_JP