11月24日: VN指数は辛うじて反発 (VN-Index +0.65%)
- VN指数は上昇して開始。ATOセッションでは一時反落する場面も見られたが、昨日大きく売られていたMWGやSSIに買戻しの動きが見られ、指数を支えた。
- しかし、その後は薄商いの中、売り方が優勢となり徐々に下落していった。特にメディアや石油・ガスセクターが相場の足を引っ張った。
- 午後に入っても低調な値動きが続き、下値を更新する場面も見られたが、その直後には反発し最終的に前日終値を上回って終了した。
- セクター別では、小売と金融サービスセクターが買われた一方、ヘルスケア、自動車・部品、資本財・サービスセクターが大きく売られていた。
- 146銘柄が上昇、381銘柄が下落、77銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は減少(-6.8%)し、売買代金は19.2兆ドンとなった。
VN30指数は続伸 (VN-30 +0.43%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、上昇が17銘柄、下落が9銘柄、4銘柄が変わらずだった。
- SSI(+3.56%)やMWG(+3.35%)に反発の動きが見られたほか、SAB(+4.30%)が最も買われた。
- 一方で、MSN(-2.37%)やTCB(-1.15%)は売られた。
セクター・個別株の動き
- MWG(+3.35%)は、10月までの今年の累計収益が25兆3000億ドンに達し、前年同期比13%増となった。また、コスト最適化のため200店舗を閉鎖することも報じられ、投資家たちに好感された。
- TPB(0.00%)は、ベトキャットファンドマネジメント社買収に関し、ベトナム国家銀行(SBV)から承認を得たことを発表。ただし、投資家からの反応はまちまちだった。
- 外国人投資家は4,080億ドンの買い越しに転じた。個別銘柄ではDGCやSSIが大きく買われた。一方、VHMとVNMには売りが集まった。
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11月24日ベトナム証券市場ニュース_JP