10月27日: VN指数は引け間際に反発(VN-Index +0.49%)
- 昨日の下落の流れを引き継ぎ、VN指数は下落して取引を開始した。ビングループ関連銘柄と飲食料品セクターが相場の重しとなっていた。
- 買いが集まる場面もあったが、指数は下落して午前中の取引を終えた。
- 午後に入ると、一層売り圧力は強くなった。しかし、取引終了間際に押し目買いが入り指数は反発した。
- 銀行、金融サービス、素材セクターの上昇が相場をけん引した。
- 309銘柄が上昇、165銘柄が下落、66銘柄は変わらずだった。
- 流動性は40.8%低下し、売買代金は13.6兆ドンだった。
VN30指数も上昇(VN30 +0.25%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は19銘柄が上昇、7銘柄が下落、4銘柄は変わらずだった。
- VIB(+4.32%)とBID(+3.58%)の2つの銀行が大きく上昇した。
- 一方、VRE(-6.91%)、VHM(-6.91%)、MSN(-5.86%)は昨日に引き続き大きな下落となった。
セクター・個別株の動き
- HSG(+6.33%)は2023年度の第4四半期決算を発表した(同社の決算期は9月)。売上は2%増の8.1兆ドン、純利益は4,380億ドンとなった。(前年は8,870億ドンの赤字)、純利益の改善は粗利の向上、販売費及び一般管理費の削減によって成し遂げられた。
- IDC(+0.21%)は2023年第3四半期の売上と純利益はそれぞれ1.44兆ドン(前年同期比30%減少)、1950億ドン(同68%減)となった。
- 外国人投資家は3,480億ドンの売り越しとなった。昨日に引き続きVHMが売られた。一方、VCIは大きく買い越されていた。
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10月27日ベトナム証券市場ニュース_JP