1月10日ベトナム証券市場ニュース
10-01-2025

1月10日: VN指数はさらに下落幅を拡大 (VN-Index -1.23%)

  • VN指数は寄り付き後1,250ポイント付近で推移していたが、やがて下落に転じて前日終値を下回り始めた。
  • 主に銀行セクターの下落が前場の下落を主導した。
  • 後場に入ると売りの勢いが加速し、下落幅はさらに拡大した。指数は最終的に1%を超える下げを記録して本日の取引を終えた。
  • 保険セクターを除くすべてのセクターが下落を記録した。特に金融セクターの下げが顕著であり、相場の重しとなった。
  • 78銘柄が上昇、338銘柄が下落、40銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は大幅に改善し、50.9%増の11.2兆ドンとなった。

VN30指数が下落を主導 (VN-30 -1.34)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、3銘柄が上昇、26銘柄が下落、1銘柄が変わらずであった。
  • SSB (+2.05%)、BVH (+1.02%)、CTG (+0.27%)のみが上昇した。
  • 一方、HDB (-3.36%)、STB (-3.30%)、SSI (-2.87%)といった金融関連株が大きく下落した。

セクター・個別株の動き

  • VCB(-0.54%)のCEOは同社の会見で、ベトナム国家銀行から与えられた目標と計画を達成したと述べた。貸付額の13.7%増加に加え、総資産は12.9%増加し、初めて2兆ドンを超えた。
  • SCS(-2.65%)の12月の総輸送貨物量は25,198トンとなり、35ヶ月ぶりの高水準、過去3番目の高水準となった。国外への貨物輸送部門が好調であり、2024年全体では267,369トンを記録した。
  • 外国人投資家は主にSTB(-3.30%)を中心に、2,230億ドンを売り越した。一方、買い越し銘柄はごくわずかであった。

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