1月3日ベトナム証券市場ニュース
03-01-2025

1月3日: VN指数は大きく下落 (VN-Index -1.19%)

  • VN指数は投資家心理の悪化に伴い下落して始まり、徐々に売り越しが増え相場を押し下げた。
  • 主に、銀行、金融サービス、情報技術セクターが重しとなった。
  • 後場にもこうした動きは継続し、さらに相場は下落した。
  • メディアや石油ガスセクターを除き、特に小売や資材セクターでの下落が目立ち、悲観的な見方が各セクターに広がった。
  • 69銘柄が上昇、353銘柄が下落、46銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は28%増の13.7兆ドンとなった。

VN30指数では売りが加速 (VN-30 -1.68)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、3銘柄が上昇、3銘柄が下落、24銘柄が変わらずであった。
  • BVH(-3.40%)、MWG(-3.30%)、TCB(-3.08%)などが特に下落した。
  • 一方、1%超の上昇銘柄はなかった。

セクター・個別株の動き

  • TLG(-0.63%)の2024年11月の純利益は50億ドンと、今年1~9月の月平均470億ドン近くに比べて大幅減少となった。同社のピーク期は通常第2四半期と第3四半期であり、第4四半期は低調となる傾向があることから、この落ち込みは季節的要因だと思われる。
  • FMC (-0.11%)の2024年の総売上高は約2億5,086万ドルで、2023年比25%増となり、年間目標を19%上回った。12月はエビの生産が主な成長要因となり、販売量は2万2164トン(前年同月比27%増)に達した。
  • 外国人投資家はFPT(-1.97%)とCTG(-2.36%)を中心に7,318億ドンの売り越しとなった。一方、買い越し銘柄に顕著な動きは見られなかった。

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