1月6日: VN指数は続落 (VN-Index -0.66%)
- VN指数は様子見ムードの中、前営業日終値付近で寄り付いたが、2024年ベトナムのGDPが前年比+7.09%と政府目標を上回ったことにより銀行セクターを中心に上昇に転じた。
- しかし、そこから新たな資金流入の動きには派生せずに横ばいで推移、前場の終盤にはその勢いを完全に失った。
- こうした動きが前営業日までの悲観相場を呼び起こし、大引け間際には大きく値を下げて本日の取引を終えた。
- 素材セクターが本日の下げに最も影響した。
- 82銘柄が上昇、318銘柄が下落、68銘柄が変わらずとなった。
- 流動性はほぼ横ばいの13.7兆ドンとなった。
VN30指数は一日の安値圏で終了 (VN-30 -0.57%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、8銘柄が上昇、17銘柄が下落、5銘柄が変わらずであった。
- BVH (-2.51%)、GVR (-2.97%)、MSN (-3.59%)、MWG (-2.73%)、SAB (-2.55%)などの下落銘柄の下げ幅は大きかった。
- BID (+1.57%) 、VCB (+0.98%)が指数を下支えした。
セクター・個別株の動き
- PDR (-4.16%)のCEOがすべての保有同社株の売却手続きを完了したことが明らかとなり、同社株は大幅に下落した。
- SSB(-0.30%)は、2025年の税引前利益目標を6.4兆ドン(前年比10%増)に設定した。また、与信成長率15%、預金成長率16%、総資産成長率10%を目標とした。
- 外国人投資家は1,129億ドンの買い越しとなった。STB (+0.42%)、VTP (+6.93%)が大きく買い越された一方、売り越し銘柄に顕著な動きは見られなかった。
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01月06日ベトナム証券市場ニュース_JP