10月11日: VN指数は引けにかけて上昇(VN-Index +0.62%)
- 世界の株式市場と同様に、ベトナム株も上昇して取引を開始した。
- しかし、警戒感は残っており、指数は狭いレンジで横ばいとなっていた。石油ガスセクターは注目を集めており、相場の上昇に寄与していた。
- 午前中の終わりから午後の初めにかけて、売り圧力が高まり指数は下落に転じる場面が見られた。
- しかしながら、金融サービスセクターへの資金流入が相場を支えた。その後、その他のセクターにも買いが広がり、指数は高値で引けた。
- 265銘柄が上昇、213銘柄が下落、変わらずは74銘柄と依然として上昇銘柄が多かった。
- 流動性は前営業日比で21%低下し、売買代金は12.1兆ドンだった。
VN30指数は小幅な動き(VN30 +0.86%)
- 大型株で構成するVN30 指数は21銘柄が上昇、6銘柄が下落、3銘柄は変わらずだった。
- GVR(+3.24%)、PLX(+2.50%)、SSI(+3.98%)などが大きく上昇していた。
- 一方、SAB(-1.16%)とVHM(-1.25%)の二銘柄のみが1%以上の下落となった。
セクター・個別株の動き
- 金融サービスセクターの上昇はKRXシステムへのアップデートに関するミーティングが開かれたことが材料視されている。同システムは2023年12月に稼働する予定となっている
- PTB(0.00%)は米国でのパートナー企業が倒産したことで注目が集まっている。同パートナーからの売掛金が800億ドン残っていると考えられている。
- 外国人投資家の売り買いは拮抗しており220億ドンの買い越しとなった。SSIとVCBが買い越されていた。一方、VHMとBDIは売り越されていた。
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10月11日ベトナム証券市場ニュース_JP