10月13日: VN指数は引け間際に回復(VN-Index +0.27%)
- 米国のCPIデータが予想よりも高かったことから世界的に株が売られる中で、VN指数も下落して取引を開始した。
- もともと悲観的だった投資家はより慎重となり、指数は下げ幅を広げていく展開だった。
- 幅広いセクターが売られていたが、特に金融サービスセクターは大きく売られていた。
- 午後に入っても午前中の動きを引きずっていたが、引け間際に急速に指数は回復し、最終的に指数は上昇して取引を終えた。
- 中小型株を中心に押し目買いも見られ、KDH(+6.84%)やPDR(+6.98%)はストップ高まで上昇していた。
- 192銘柄が上昇、274銘柄が下落、変わらずは82銘柄と下落銘柄が多かった。
- 流動性はわずかに低下し、売買代金は13.9兆ドンだった。
VN30指数はVJCの上昇によって上向く(VN30 +0.10%)
- 大型株で構成するVN30 指数は13銘柄が上昇、16銘柄が下落、1銘柄は変わらずだった。
- GVR(+2.64%)、MWG(+2.27%)、SAB(+1.74%)、VJC(+6.24%)といった銘柄が上昇し指数をけん引した。
- 一方、BCM(-1.33%)、CTG(-1.01%)、VHM(-1.37%)、VIB(-1.53%)の下落が相場の重しとなった。
セクター・個別株の動き
- DLG(-6.92%)はストップ安。ジャーライ省裁判所が同社が債務を履行できなかったことで、破産の手続きを開始したことを受けてだった。
- VNZ(-6.93%)が大幅安。同社は知的財産権に関する訴訟に直面している。
- 外国人投資家は2,760億ドンの売り越しとなった。昨日に引き続きMWGとHPGが大きく売られていた。一方、DGCは大きく買い越されていた。
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10月13日ベトナム証券市場ニュース_JP