10月16日: VN指数は反落(VN-Index -1.15%)
- 取引開始直後はわずかに上昇する場面があったが、VN指数は6日続伸していたこともあり、午前中のほとんどの時間を下落して終えた。
- 金融サービスセクターが下げを主導した。その後、売りは銀行、不動産にも広がり相場は下落幅を広げていった。
- 午後になり、直近の営業日と同様の反発を期待した買いが入る場面も見られた。
- しかしながら、売り圧力は強く、引けにかけて売りが優勢となり、指数は下落して取引を終えた。
- 114銘柄が上昇、393銘柄が下落、変わらずは43銘柄と幅広い銘柄が売られていた。
- 流動性はわずかに改善し、売買代金は15.2兆ドンだった。
VN30指数は下げを主導(VN30 -1.15%)
- 大型株で構成するVN30 指数は6銘柄が上昇、23銘柄が下落、1銘柄は変わらずだった。
- VHM(-2.88%)、HPG(-2.91%)、BID(-2.00%)、VIC(-2.39%)の下落が相場を押し下げた。
- 一方、GAS(+1.28%)、SAB(+1.14%)、VPB(+2.51%)といった銘柄は大きく上昇していた。
セクター・個別株の動き
- 中東でのイスラエルーハマスの衝突を受けて、原油価格が再び上昇しており、PVC(+2.72%)、PVS(+2.01%)、PVD(+0.88%)といった石油ガスセクターが大きく上昇した。
- VDS(+3.53%)は逆行高。第3四半期の税引き前利益が4.5倍となり、年初来九か月で年間計画の118%を完了した。
- 外国人投資家は8,280億ドンの売り越しとなった。MWGとFPTが大きく売られていた。一方、目立った買い越し銘柄は無かった。
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10月16日ベトナム証券市場ニュース_JP