10月18日ベトナム証券市場ニュース
18-10-2023

10月18日: 悲観的な見方が強まりVN指数は続落(VN-Index -1.63%)

  • 昨日下落していたことから押し目買いが入りやすくなっており、VN指数はわずかに上昇して取引を開始した。
  • しかしながら、すぐに売り圧力が高まり、相場は下落基調となった。金融サービスセクターの上昇によって、指数はなんとか横ばいを保つのが精一杯だった。
  • 2時すぎに幅広い銘柄に売り注文が殺到し、指数は大きく下落。不動産、建設、素材が大きく売られ、相場の重しとなった。
  • ポジティブな点では、ATCセッションでは買いが入りわずかに底値から反発をして取引を終えたことが挙げられる。
  • 53銘柄のみが上昇、465銘柄が下落、変わらずは70銘柄と幅広い銘柄が売られていた。
  • 流動性は大きく改善し、売買代金は21.6兆ドンだった。

VN30指数は全体よりも緩やかな下げVN30 -1.36%)

  • 大型株で構成するVN30 指数は2銘柄が上昇、25銘柄が下落、3銘柄は変わらずだった。
  • VJC(+1.94%)が大きく上昇し相場を支えた
  • 一方、BID(-3.15%)、HPG(-3.23%)、MSN(-3.80%)、MWG(-3.46%)といった銘柄が大きく下落。

セクター・個別株の動き

  • DGW(+2.95%)とFRT(+0.53%)は2024年の上半期までVATの引き下げ継続が承認されたことが好感された。
  • NT2(-4.91%)は発電所の点検のため、第3四半期に1240億ドンの損失を出したことから売られている。
  • 外国人投資家は4,960億ドンの買い越しとなった。STB(-1.00%)、PVD(+2.96%)、SSI(+0.32%)は大きく買い越されていた。一方、目立った売りとしてはVHM(-2.70%)が挙げられた。

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