10月2日: VN指数は地政学的リスクで下落 (VN-Index -0.34%)
- 昨夜イランによるイスラエルへのミサイル攻撃が行われ、中東情勢の悪化を危惧した投資家心理の落ち込みから、VN指数は下落して取引を開始した。
- 前場、原油価格の上昇を好感した石油ガスセクターの買いなどが指数を一時的に上昇させるも、すぐに下落に転じた。
- 外国人投資家による買いが相場を支えたが、大引けまで軟調な展開が続いた。
- 石油ガスやメディアセクターが指数を支えた一方、素材や不動産セクターが足を引っ張った。
- 96銘柄が上昇、299銘柄が下落、73銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は19.2%低下し、17.7兆ドンとなった。
VN30指数も反落 (VN-30 -0.32%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、10銘柄が上昇、19銘柄が下落、1銘柄が変わらずだった。
- TPB (+2.34%)、TCB (+1.01%)、PLX (+1.01%)などの上昇が顕著だった。
- HPG (-1.68%)、HDB (-1.68%)、SAB(-1.56%)などを筆頭に下落した。
セクター・個別株の動き
- MSN(-0.78%)の子会社MCHは本日、UpCOM市場からHoSEへの移行に関し、取締役会決議を承認した。HoSEへの上場は2025年となる見込み。
- POW(-0.38%)は昨日、ニョンチャック3&4発電所プロジェクトに出資するため、5.2億ドル相当のクレジット契約をシティ銀行(アメリカ)及びING銀行(ドイツ)と結んだ。同プロジェクトは総容量1,500MW、総投資額14億ドルとなる見込み。
- 外国人投資家は2,530億ドンの買い越し。TCB (+1.01%)とPNJ (+1.03%)が大きく買い越された一方、VPB (-1.01%)が最も売り越された。
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10月02日ベトナム証券市場ニュース_JP