10月24日: VN指数は辛うじて持ち直し(VN-Index +1.13%)
- VN指数は取引開始後、わずかに持ち直した。しかし、徐々に売りが優勢となり、午前中には昨日の基準価格を下回った。
- 午後には買い戻しが入り、全セクターで買いが優勢となった。
- 底値拾いの動きは主に、銀行、不動産、金融サービス、化学セクターに集中した。
- 市場は昨日の下落をほぼ取り戻し、市場心理が改善した格好で取引は終了した。
- 355銘柄が上昇、 142銘柄が下落、64 銘柄が横ばいとなった。
- 流動性は引き続き14%減少し、10.4兆ドンとなった。
VN30指数は回復に寄与(VN30 +0.93%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は26銘柄が上昇、1銘柄が下落、3銘柄が変わらずとなり買い優勢に反転。
- 最も上昇した銘柄はSSB(+4.03%)、GVR(+3.54%)など。
- 一方、下落した銘柄はBCM(-0.31%)のみであった。
セクター・個別株の動き
- VIC(+0.12%)は2023年第3四半期決算を発表し、売上高は47兆9,550億VND(前年同期比66.5%増)と大幅な増進となった。しかし、経費の大幅な増加と金融収入の大幅な減少により、営業利益は2兆1,440億ドンの赤字となった。その他収益が7兆3,120億ドンだったものの、税引前利益は4兆4,750億ドン(同14.8%減)となった。
- DCM(-3.21%)も同じく2023年第3四半期決算を発表。売上高は3兆1,500億ドン(同8.8%減)、税引後利益は740億ドン(同89%減)と弱い結果となった。
- 外国人投資家は4,560億ドンの売り越しとなった。個別銘柄ではMWG(+0.00%)が1,350億ドンと最も売られた一方、KBC(+2.80%)とFPT(+1.10%)が大きく買われた。
_________________________________
ディスクレイマー
このニュースは、投資の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的として作成したものではありません。投資に関する決定はご自身の判断でなされますようにお願い申し上げます。このニュースは、信頼できると考えられるFiinProという情報源に基づいて作成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。このニュースは、Japan Securities Co.、 Ltd (JSI)から直接提供するという方法でのみ配布いたしております。このニュースのいかなる部分も一切の権利はJSIに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。
10月24日ベトナム証券市場ニュース_JP