10月3日: VN指数パニック売りで下落(VN-Index -3.22%)
- 前日わずかに上昇していたが、上昇モメンタムは維持できず、指数はすぐに下落方向へと動いた。
- 為替相場の上昇(ドン安)が、SBVが金利の引き下げを維持できないのではないかという懸念となり、相場の重しとなった。
- 売りは広がり、金融サービスセクター、銀行、不動産、鉄鋼といった主要セクターが大きく下落した。
- 水産加工業は午前中に買いが集まっていたが、午後の売り圧力で同セクターも最終的に下落した。
- 37銘柄のみが上昇、481銘柄が下落、変わらずは34銘柄だった。下落銘柄の内の57銘柄はストップ安だった。
- 流動性は大きく改善し、売買代金は21兆ドンだった。
VN30指数採用銘柄に上昇銘柄が無し(VN30 -3.11%)
- 大型株で構成するVN30 指数は29銘柄が下落、1銘柄(HDB)が変わらずだった。
- BID(-5.46%)、GVR(-6.86%)、HPG(-5.34%)、MWG(-5.59%)、SSI(-5.92%)、POW(-4.68%)、VIC(-5.12%)などの主要銘柄大きな下落となった。
セクター・個別株の動き
- FMC(+0.2%)は、9月の売上が前年同月比で25%増となったことから堅調な値動きだった。
- YEG(+6.67%)、RDP(+6.64%)はストップ高。どちらも既存株主への割当増資の計画を発表している。
- 外国人投資家は1、600億ドンの売り越しとなった。CTG(-2.84%)とVPB(-3.67%)が売られていた。一方、DPMを除き、特に目立った売り越し銘柄は無かった。
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10月3日ベトナム証券市場ニュース_JP