10月7日: 売り圧力弱まる (VN-Index -0.05%)
- 9月に発生した台風11号の影響があったにもかかわらず、先月の国内経済指標が好調であったことを受けて本日のVN指数はわずかに上昇して開始した。しかし活発な取引はみられなかった。
- 銀行、金融、不動産セクターの上昇が市場全体をけん引した。
- 後場では売り圧力が強まったことでそれまでの上昇を相殺し、指数は前営業日終値をわずかに下回りはじめた。
- 結果的には金融を除くすべてのセクターが下落して影響した。
- 170銘柄が上昇、202銘柄が下落、86銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は再び下落し、16.1%減の11.8兆ドンとなった。
VN30指数も横ばい (VN-30 -0.05%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、11銘柄が上昇、16銘柄が下落、3銘柄が変わらずだった。
- STB (+2.11%)、TPB (+1.45%)、SSI (+1.10%)が指数を下支えした。
- 一方でSSB (-2.29%)、VNM (-2.04%)、HDB (-1.65%)が足を引っ張った。
セクター・個別株の動き
- MBB (+0.40%)が今年2度目となる3.1兆ドン相当の社債発行の公募を公表した。本債券は、信用成長需要を支援するためのTier2資本の調達に使用され、6年後に満期を迎える。
- VJC (-0.28%)はファンド運営会社のキャッスルレイクとの間でエアバス社製航空機の5.6憶ドル相当の調達資金についての契約を締結した。航空機は今年末にVJCに受け渡される予定。
- 外国人投資家は3,370億ドンの売り越し。VPB (0.00%)、 HDB (-1.65%)に外国人の売りが集中した一方で、STB (+2.11%)、TCB (+0.42%)は買い越された。
________________________________
ディスクレイマー
このニュースは、投資の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的として作成したものではありません。投資に関する決定はご自身の判断でなされますようにお願い申し上げます。このニュースは、信頼できると考えられるFiinProという情報源に基づいて作成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。このニュースは、Japan Securities Co.、 Ltd (JSI)から直接提供するという方法でのみ配布いたしております。このニュースのいかなる部分も一切の権利はJSIに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。
10月07日ベトナム証券市場ニュース_JP