11月7日: VN指数は利益確定売りで下落(VN-Index -0.86%)
- VN指数は前日終値を大きく下回り取引を開始した。大型株ではVCB(-1.34%)の下落やセクター別では不動産、金融サービスが相場を押し下げた。
- その後は徐々に落ち着きを取り戻す展開となった。しかしながら前日終値を上回るほどの資金流入は無く、何度か下へと押し戻された。
- 午後に入ると、さらに売りが全体へと広がった。
- 銀行、金融サービス、不動産セクターが大きく売られ、相場の下げを主導した。その他のセクターも徐々に弱含んだ。
- 138銘柄が上昇、378銘柄が下落、83銘柄は変わらずと幅広い銘柄が売られた。
- 流動性は10.8%減となり売買代金は12.5兆ドンだった。
銀行株がVN30指数を押し下げる(VN30 -0.98%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は2銘柄が上昇、26銘柄が下落、2銘柄が変わらずだった。
- HPG(+0.19%)とMWG(+0.39%)の2銘柄のみが上昇した。
- 一方、VRE(-3.54%)、SSB(-3.56%)、MSN(-3.13%)、VHM(-2.44%)などが主な下落銘柄だった。
セクター・個別株の動き
- SSI(-2.24%)、VND(-2.14%)、HCM(-1.64%)といった金融サービスセクターが振るわない。VSDが10月に発表した証券口座数の減少が嫌気された。詳細は不明だが、10月に37.8万口座が閉鎖された。
- サウジアラビアの減産報道を受けて、原油・ガスセクターのPVD(+1.74%)、PVC(+6.57%)、PVB(+9.95%)といった銘柄が上昇。
- 外国人投資家は2,404億ドンの売り越し。個別銘柄ではMWGとVREが売られていた一方、HPGは大きく買い越されていた。
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11月7日ベトナム証券市場ニュース_JP