11月21日ベトナム証券市場ニュース
21-11-2023

1121日: VN指数は続伸 (VN-Index +0.62%

  • 昨日の堅調な値動きを引き継ぐ形でVN指数は上昇して取引を開始。その直後の午前中のATOセッション内では、本日の高値が記録された。
  • しかし、その後は薄商いの中、売り圧力が徐々に強まり指数は下落していった。
  • 午後には一時、前日終値に迫る下落が見られたものの、何とか持ちこたえた。その後は一転して買戻しの動きとなり、引けにかけては上昇し取引を終了。
  • セクター別では多くのセクターが買われ、特に石油・ガス、通信が相場全体の上昇を牽引した。その一方で、メディアは唯一下落したセクターとなった。
  • 昨日よりも上昇銘柄は増加し、333銘柄が上昇、173銘柄が下落、92銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は12.3%減少し、売買代金は14.9兆ドンとなった。

VN30指数は反発 (VN-30 +0.52%)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、上昇が22銘柄、下落が5銘柄、3銘柄が変わらずと、買いが優勢となった。
  • BID(+1.85%)やMSN(+1.57%)、HPG(+1.50%)などが上昇。
  • 一方、最も下落幅が大きかった銘柄はBCM(-1.95%)だった。

セクター・個別株の動き

  • HBC(+6.88%)は昨日に引き続き好調に推移し、ストップ高となった。直近の取締役会決議によれば、合計2億5000万株以上の株式が新規発行される予定で、売り出しには外国投資家2社が参加する予定。売り出しの最低価格は1株当たり12,000ドンで、本日の終値よりもさらに約54%高い水準となっている。
  • HPG(+1.50%)は投入資材コストや電気料金の値上がりを背景に、同社子会社取扱製品の販売価格値上げを発表した。これにより、売上原価上昇の消費者への転嫁による利益改善が期待され、投資家たちからの注目を集めた。
  • 外国人投資家は5,683億ドンの売り越しとなった。個別銘柄ではSSIに買いが集まっていた一方、VPBやVNMは大きく売り越された。

 

 

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