11月7日ベトナム証券市場ニュース
07-11-2024

11月7日: VN指数は寄り付き後に“トランプトレード”の様相 (VN-Index -0.12%)

  • 昨夜の米大統領選のトランプ氏の勝利宣言から続く米国市場の活況のまま、VN指数も活発な取引の中で上昇して開始した。
  • 情報技術、石油・ガスセクターが市場をけん引した一方で、小売セクターには売りが広がった。
  • 後場に入ると前場の盛り上がりは薄れ、引けにかけて徐々に下落した。前日終値を下回ったところで大引けとなった。
  • 小売セクターが引き続き重しとなった。メディアセクターなどのいくつかの小規模なセクターがそれを支え切れなかった。
  • 165銘柄が上昇、193銘柄が下落、74銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は12.1%下落し、12.5兆ドンとなった。

VN30指数も引けにかけて下落(VN-30 -0.22)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、5銘柄が上昇し、20銘柄が下落。5銘柄が変わらずとなった。
  • MSN (-1.21%)、GVR (-1.19%)が上位下落2銘柄であった。
  • PLX (+0.37%)、FPT (+0.37%)など上昇した5銘柄はどれも小幅高であった。

セクター・個別株の動き

  • VTP (+6.91%)は中国との国境近くであるランソン地方のロジスティクスパークへの投資を通じてASEAN諸国との流通経路を拡充するとのニュースが好感されてストップ高を記録した。
  • MSCIは本日、VPB (-0.76%)、DBC (+0.18%)の2銘柄を今月29日よりMSCI新興国指数に組み入れることを明らかにした。これにより同指数のベトナム株式の構成比率は25.0%に増加する。
  • 外国人投資家は1日を通して3,900億ドンを売り越した。売り越しは引き続VHM(-0.36%)に集中した一方、MWG (-0.30%)、STB (+0.28%)には小幅な買い越しが入った。

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