12月10日: VN指数は強い方向感なく推移 (VN-Index -0.14%)
- 昨日の穏やかな取引を引き継ぎ、本日のVN指数は前日終値を少し下回って開始した。序盤はその範囲で変動した。
- 銀行セクターが本日のけん引役になると思われたが、次第に下落をし始めて市場全体の重しとなっていった。
- 後場では変動幅が広がって推移をしていったものの、売りが徐々に優勢となっていき、下落幅を拡大させたところで本日の取引を終えた。
- 不動産セクターが最も軟調に推移した一方で、情報技術セクターは堅調だった。
- 170銘柄が上昇、223銘柄が下落、80銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は14.1%減の14.4兆ドンとなった。
VN30指数はほぼ横ばい (VN-30 -0.02%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、11銘柄が上昇、17銘柄が下落、2銘柄が変わらずとなった。
- 現金配当の権利落ち日が迫るHDB (+3.70%)は本日大きく上昇した。
- VIC (-1.55%)、STB (-1.27%)は指数を引き下げた。
セクター・個別株の動き
- SBIホールディングスは、来年1月末までに日本にあるFPT(+1.70%)のAIデータセンターへの出資を検討している。出資額は子会社のFPT Smart Cloud Japanの資本金の計35%になる。
- BCM(+0.15%)と米ファンドWarburg Pincusの合弁会社は、近々ベトナム市場でIPOを計画している。同合弁会社は、既成の工場や倉庫を開発・賃貸しており、BCMはこれまでに24.06%、4兆1,000億ドンを出資している。
- 外国人投資家は1,340億ドンの売り越しとなった。FPT (+1.70%)が買い越し銘柄で目立っており、売り越し銘柄ではMWG (-0.49%)が最大だった。
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12月10日ベトナム証券市場ニュース_JP