12月12日: VN指数は弱い勢い (VN-Index -0.12%)
- 今月中の利下げの機運が米国内で高まり、それに呼応して本日のVN指数は前日終値を上回って寄り付いた。
- 市場では明確な方向感がなく、警戒感のある中でさまよった。
- 方向感が定まらない中でも銀行セクターの継続的な上昇が下支えとなり、前場では上昇圏での変動を維持した。
- しかしながら、後場では売り方が徐々に優勢になり始め、弱気な投資家心理が急速に拡大した。その後下落を続けて前日終値を下回ったところで大引けとなった。
- 151銘柄が上昇、230銘柄が下落、82銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は11.2%減の13.5兆ドンとなった。
VN30指数も足並みそろえて下落 (VN-30 -0.07%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、11銘柄が上昇、15銘柄が下落、4銘柄が変わらずとなった。
- BVH (+1.34%)、HDB (+1.27%)、PLX (-1.25%)などが比較的大きな変動を見せたものの、その上下幅は小さかった。
セクター・個別株の動き
- SKグループがIMP (+3.13%)への出資比率引き下げのために株式の売却を模索しているといううわさが広がり、同社株は上昇した。
- GMD (+0.76%)はコンテナ取引が好調になるというMaersk社による予想が好感された。同社はトランプ政権における関税政策によって恩恵を受けることも同時に期待されている。
- 外国人投資家はFPT (-0.20%)を中心に2,860億ドンを売り越した。一方でTCB (+0.41%)、HDB (+1.27%)には買いが集中した。
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12月12日ベトナム証券市場ニュース_JP