12月22日: VN指数は横ばいで推移 (VN-Index +0.06%)
- VN指数は昨日の引けにかけた上昇の動きを引き継ぐ形で、始まりこそは堅調なスタートを切った。流動性に関しても昨日より幾分は増して推移した。
- ただ、その後の買い方の勢いはつかず、取引開始30分後からは下落トレンドとなり前引けはマイナスとなった。
- 後場が開始すると、買い方は徐々に増した。しかし、相場の方向感が定まらずに前日終値水準を挟んだもみあいが継続したのち、最終的には前日よりプラスで終了した。
- 上昇したセクターと下落したセクターの数もほぼ同数だった。上昇が目立ったのは通信や自動車・部品セクターで、下落が目立ったのは保険セクターだった。
- 197銘柄が上昇、284銘柄が下落、88銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は依然として低迷し、前日比8%増の12.3兆ドンとなった。
VN30指数は変わらず (VN-30 0.00%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、上昇が9銘柄、下落が14銘柄、変わらずが7銘柄だった。
- 上昇した銘柄数は下落した銘柄数に劣ったものの、STB(+2.26%)やGVR(+1.76%)などが大きく上昇し、指数下落を支えた。
- 一方、BVH (-1.14%) と MSN (-1.10%) などが下落した。
セクター・個別株の動き
- STB (+2.26%) は昨日、設立32周年を記念する式典を開催し、2023年度の業績を推定。税引前の連結利益は9兆5000億ドン以上に達し、前年比で50%増加することを見込んだ。不良債権比率も2%に抑制されており、投資家は好感。
- GVR (+1.76%) 、Becamex IDC、VSIPの工業団地開発企業3社は、カインホア省における2800ヘクタール超の2つのプロジェクト開発提案書を発行した。
- 外国人投資家は5070億ドンの売り越しを記録した。昨日に続き、HPGの売り越し額が最も多かった。一方、MWGなどが買い越された。
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12月22日ベトナム証券市場ニュース_JP