12月24日ベトナム証券市場ニュース
24-12-2024

12月24日: VN指数は反落して終了 (VN-Index -0.19%)

  • 本日のVN指数は前日終値を上回って寄り付いたものの、すぐに不動産・銀行セクターへの売り圧力によって下落を始めた。
  • DXG (-6.80%)に対する強い売りが不動産セクター全体に広まり、大型株からもそれを払しょくするだけの下支えを得られずに、その下落幅は徐々に拡大していった。
  • しかしながら、後場には買い方優勢の動きが強まって指数を引き上げた。上昇に転じることはできなかったものの、後場は一転して回復基調であった。
  • 163銘柄が上昇、237銘柄が下落、63銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は大幅に改善。29.2%増の15.9兆ドンとなった。

VN30指数はどうにか上昇  (VN-30 +0.02)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、9銘柄が上昇、13銘柄が下落、8銘柄が変動なしであった。
  • BID (-1.30%)、HPG (-1.11%)の2銘柄が唯一1%を超える下落を記録した。
  • 上昇銘柄の上昇幅はどれもわずかであった。

セクター・個別株の動き

  • DXG(-6.80%)とDXS(-6.98%)は、DXGが既存株主に対して1億5,000万株を1株当たり1万2,000ドンで売り出すと発表した後、ともに大幅に下落し、ストップ安となった。
  • 物流関連銘柄であるGMD(+1.08%)、SCS(+6.26%)、VOS(+5.60%)、VSC(+1.89%)は、計画投資省が2025年の輸出成長目標を12%に設定したことが好感されて上昇した。
  • 外国人投資家はわずかに441億ドンを買い越した。買い越しではSSI (+0.39%)、MWG (+0.49%)が目立った一方で、BID (-1.30%)の売り越し額は極めて顕著であった。

________________________________

ディスクレイマー

このニュースは、投資の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的として作成したものではありません。投資に関する決定はご自身の判断でなされますようにお願い申し上げます。このニュースは、信頼できると考えられるFiinProという情報源に基づいて作成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。このニュースは、Japan Securities Co., Ltd. (JSI)から直接提供するという方法でのみ配布いたしております。このニュースのいかなる部分も一切の権利はJSIに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。

12月24日ベトナム証券市場ニュース_JP