12月30日: VN指数は反落 (VN-Index -0.24%)
- 年内の取引も残すところあとわずかとなり、本日のVN指数は様子見ムードで開始した。先週金曜日の米国市場が軟調だったことも要因と考えられる。
- 直近で上昇を続けていた銀行、素材セクターは利益確定売りと思われる動きが流入して指数を急激に引き下げた。
- 新規資金の流れは依然として穏やかであり、市場の停滞ムードを打破するだけのカタリストは見つからずに1日を通して下落圏で推移した。
- 大型株への急激な買い方の動きによる反発が引け間際に下落幅を狭めた。
- 122銘柄が上昇、299銘柄が下落、72銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は大幅下落。31.0%減の11.6兆ドンとなった。
VN30指数は引けに反発 (VN-30 +0.04%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、6銘柄が上昇、20銘柄が下落、4銘柄が変動なしであった。
- 上昇銘柄数は少なかったものの、HDB (+6.81%)、POW (+1.25%)、STB (+1.20%)は大きく上昇し、指数を押し上げた。
- 一方、BID (-2.30%)、SSB (-1.18%)、VIB (-1.50%)、VJC (-1.09%)などが本日の主要な下落銘柄であった。
セクター・個別株の動き
- 食料品店チェーンである子会社のBach Hoa Xanh にて、もやしが基準外の薬物にさらされたまま販売されていることが発覚し、MWG (-0.65%)は下落した。
- VGC(+1.01%)は、2025年の計画を売上高14.4兆ドン(前年比8%増)、税引前利益1.74兆ドン(前年比57%増)と楽観的に設定した。
- 外国人投資家は3,570億ドンを買い越した。主にSTB (+1.20%) and CTG (+0.26%)に集中した。一方、外国人による売りは分散し、売り越しで目立った銘柄は無かった。
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12月30日ベトナム証券市場ニュース_JP