12月4日: VN指数は引き続き軟調 (VN-Index -0.75%)
- 昨夜韓国の尹大統領により戒厳令が発令されたことが不安視され、本日のVN指数は大幅安で開始した。
- 勢いが弱まらずに下落を続けたものの、1240ポイントの抵抗線付近で数回反発した。
- 後場でも下落基調は払しょくされず、売り圧力は引けにかけてさらに強まった。
- 本日の下げを主導したのは小売、金融セクターであった。一方で、資本財・サービス、メディアセクターが下支えした。
- 109銘柄が上昇、281銘柄が下落、65銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は前日比10.9%減の13.9兆ドンであった。
VN30指数は相場の動きを下回る (VN-30 -0.87%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、5銘柄が上昇、25銘柄が下落した。
- SAB (+2.14%)のみが1%を超える上昇を記録した。
- 下落銘柄は多岐にわたり、MWG (-2.84%)、POW (-2.77%)、VRE (2.26%)の下落が特に目立った。
セクター・個別株の動き
- PC1 (-1.08%)の取締役会は、フィリピンにおける子会社に99.98%の出資を行って設立することを承認した。同社は現地法人と契約を締結し、マニラでの発電所プロジェクトを前進させることを目的としている。
- VTP (+6.27%)はVIPO Mallと呼ばれるホールセール向けのECサイトをオープンすることを明らかにし、株価は上昇した。このサイトではベトナム・中国の両国からの商品を取り扱うとしている。
- 外国人投資家は6,460億ドンの売り越しとなった。MWG (-2.84%)、FPT (-1.03%)が本日の売りの的となった一方でHAH (+4.49%)は買い越しとなった。
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12月04日ベトナム証券市場ニュース_JP