12月5日: VN指数は急反発 (VN-Index +2.19%)
- 本日のVN指数は緩やかな回復基調の中で寄り付いた。前場では前日終値を上回ったところで狭い範囲を推移した。
- 前日からほぼ横ばいの5.7兆ドンの取引を記録した。
- 後場では急激に買い優勢となって市場全体で急騰し、その強い動きが継続したまま大引けとなった。
- 旅行・レジャーセクターを除くすべてのセクターが上昇、特に金融、素材、情報技術、小売セクターの上昇幅が大きかった。
- 347銘柄が上昇、55銘柄が下落、50銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は急増し、前日比51%増の21兆ドンであった。
VN30指数が相場をけん引 (VN-30 +3.06%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、29銘柄が上昇、1銘柄が下落した。
- SSI (+6.86%)、MWG (+4.99%)、STB (+4.78%)など、本日の上昇銘柄は多岐にわたった。
- BVH (-0.19%)のみが下落。昨日まで大幅に上昇しており調整となった。
セクター・個別株の動き
- FPT (+3.48%)は、人工知能(AI)とクラウドサービスに特化した新会社を日本に設立した。この動きは、DXにおける専門知識を活用し、日本市場における技術的市場価値の向上と提供サービスの拡大を目指すものである。
- MSN (+2.22%)は100%子会社であるSherpa社の資本金に5,100億ドンを追加出資することを決議したと発表した。この資本注入は、急速充電リチウムイオン電池ソリューションの専門企業であるNyobolt Limitedの株式取得資金を目的としたものである。
- 外国人投資家は6,708億ドンの買い越しとなった。HPG (+4.31%)、MSN (+2.22%)、FPT (+3.48%)が本日の買いの的となった一方でVCB (+0.53%)には唯一売りが大きく集まった。
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12月05日ベトナム証券市場ニュース_JP