2月1日ベトナム証券市場ニュース
01-02-2024

2月1日: VN指数は大幅反発 (VN-Index +0.75%)

  • 1月のベトナムPMIが50.3と好不況の分かれ目である50を上回ったことも好感され、VN指数は上昇して取引を開始した。
  • 情報技術、小売、化学セクターの上昇にけん引され、市場の投資家心理は良好だった。結果、指数は前場、プラスで終了。
  • 後場は、変動があったものの、小幅に上昇。
  • セクター別にみると、情報技術、小売、建設・資材セクターが勢いを加速させ、指数の上昇幅を広げた。
  • 270銘柄が上昇、177銘柄が下落、111銘柄が変わらずと、全体的に楽観的だった。
  • 流動性は34.7%減の15.2兆ドンとなった。

VN30指数は市場の動きに追随 (VN-30 +0.60%)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、17銘柄が上昇し、8銘柄が下落、5銘柄が変わらずとなった。
  • GVR (+6.92%)はストップ高まで買われ、FPT (+4.39%) も続いた。
  • 一方、1%以上下落したのはVPB (-1.29%)とTCB(-1.16%)の2銘柄だった。

セクター・個別株の動き

  • HVN(-0.40%)は2023年第4四半期の業績をマイナスで発表した。純収入は前年同期比23.3%増の23兆8,300億ドンとなったものの、売上原価は純収入を8.3%上回った。結果、経費控除後の税引後利益は1兆9,820億ドンの赤字となった。
  • OIL(+0.00%)の2023年第4四半期決算は不調だった。純収入は35兆7,930億ドンで、前年同期比45%増加した。しかし、純収入に比べ売上原価が増加したため、364億ドンの損失となった。この結果は主に、原油価格の変動によるものである。
  • 外国人投資家は620億ドンの買い越しとなった。PNJ(+0.22%)は2,000億ドンを超え、最も買われた。一方、ビン関連銘柄は売り越し額が多かった。

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