2月16日ベトナム証券市場ニュース
16-02-2024

2月16日: 大型株がVN指数をけん引 (VN-Index +0.60%)

  • 良好な投資家心理は継続し、VN指数は前場、昨日よりも増加した流動性に伴い前日終値を上回る水準で取引された。
  • 銀行セクターが弱含んだ一方で、不動産セクターが相場のけん引役となった。
  • ただ、中小型株では慎重な姿勢が依然として漂い、相場は揺り戻した。
  • 後場は主に化学セクターの助けもあり、指数は最終的に日中最高値の水準近くで取引を終了した。
  • 指数は大幅に上昇したものの、288銘柄が上昇、201銘柄が下落、77銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は6.2%減の18.2兆ドンとなった。

VN30指数は相場全体よりややアウトパフォーム (VN-30 +0.61%)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、17銘柄が上昇し、9銘柄が下落、4銘柄が変わらずとなった。
  • 注目すべきはGVR(+6.81%)がストップ高を記録したことで、VNM(+3.55%)、VIC(+3.29%)、BVH(+2.91%)、VRE(+2.29%)が続いた。
  • しかし、HDB(-1.48%)、STB(-1.44%)に上昇が抑えられた。

セクター・個別株の動き

  • VIC(+3.29%)は、ビンファストがインドネシア市場に進出したことが報じられ上昇。以前、インドネシア大統領はベトナムを訪問した際、ビングループに同国への投資を増やすよう個人的に要請していた。
  • HVN(+2.39%)は、首相が旅客機支援計画を2月中に提出するよう要請したことが好感され急伸した。
  • 外国人投資家は4,010億ドンの強い売り越しとなった。VNM(+3.55%)とSTB(-1.44%)が最も売り越された銘柄だった。買い越し上位銘柄はDIG(+0.54%)を筆頭にかなり穏やかだった。

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