2月21日: VN指数は1300ptに急接近 (VN-Index +0.29%)
- 1300ポイントを上回るという期待感から、本日のVN指数は上昇して始まった。しかし上値の抵抗感は強く、売り方の動きが指数を前日終値付近まで戻した。
- 前場では取引が活発に行われ、出来高は7.5兆ドンに達した。
- 売り方の圧力が後場に一層高まる動きがみられたものの、買い方が再度優勢となり引けにかけて急速に値を押し上げた。
- 銀行、食品・飲料、小売セクターが主なけん引役となった。
- 202銘柄が上昇、258銘柄が下落、76銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は昨日とほぼ変わらず、15.9兆ドンとなった。
VN30指数は引き続き上昇に貢献 (VN-30 +0.32%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、13銘柄が上昇、14銘柄が下落、5銘柄が変わらずとなった。
- BCM (+3.45%)、MWG (+2.47%)、BVH (+1.93%)が主要上昇銘柄。
- 一方、すべての下落銘柄が1%以下の下落であった。
セクター・個別株の動き
- ACV(-1.44%)は、ホーチミン証券取引所上場に向けた重要なステップである民営化に関する決算の承認を受けた。同社の時価総額約88億ドルであり、IPOが大いに期待されている。上場に先立ち、同社は空港インフラ資産に関する課題を抱えているが、これは2025年後半までに解決される見通しとなっている。
- CTD (+3.83%)、FCN (+5.88%)、CC1 (+10.44%)といった建設会社がロンタイン空港の駐機場建設プロジェクト(3.1兆ドン相当)を勝ち取った。同プロジェクトの工期は16カ月を予定している。
- 外国人投資家は1,930億ドンの売り越しにとなった。FPT (-0.70%)に売りが集中した。一方で買い越し方向は銘柄ごとに分散した。
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02月21日ベトナム証券市場ニュース_JP