2月7日ベトナム証券市場ニュース
07-02-2025

2月7日: VN指数はまたしても続伸 (VN-Index +0.29%)

  • VN指数は本日も上昇して開始し、まずまずの寄り付きとなった。
  • 銀行、建築・資材、資本財・サービスセクターなどが前場のけん引役となった。
  • 後場ではさらに買い方優勢の展開となり、徐々に上げ幅を拡大させていった。しかしながら、引けにかけて売り圧力が強まったことでわずかに上昇幅を縮小させて今週の取引を終了した。
  • 多くのセクターは前場から一転して軟調であったものの、銀行セクターは継続して堅調であり、本日の上昇に寄与した。
  • 237銘柄が上昇、212銘柄が下落、71銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は13.1%増の14.6兆ドンとなった。

VN30指数も堅調に推移 (VN-30 +0.31)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、17銘柄が上昇、11銘柄が下落、2銘柄が変わらずであった。
  • CTG (+3.29%)、TCB (+2.18%)、BID (+1.76%)といった銀行銘柄がこぞって上昇し、指数を押し上げた。
  • 一方で、BCM (-1.13%)のみが1%を超える下落を見せた。

セクター・個別株の動き

  • FMC(+1.69%)は2025年1月の業績を発表した。売上高は前年同期比25%増の2590万米ドル。特にエビの最終製品生産量は1,444トンで前年同期比15%増、販売量は2,297トンで同42%増となった。しかし、農産物の生産量は前年同期比31%減、販売量は同72%減となった。
  • FTS(-0.60%)は、2024年の目標を上回ったものの、2025年の事業目標は売上高、利益ともに前年を下回る見通しとした。特に、2025年の経常利益は1兆ドン(前年比13.5%減)、税引前利益は5,000億ドン(同24.6%減)を目標として設定した。
  • 外国人投資家は1.04兆ドンの売り越しとなった。MSN (-0.44%)に多額の売りが入ったことが影響した。一方、大きく買い越された銘柄はOCB (+2.68%)、 CTG (+3.29%)だった。

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