3月14日: VN指数は横ばい (VN-Index -0.01%)
- 昨日の軟調な動きから一転し、本日のVN指数は積極的な買いの動きに支えられて上昇して開始した。しかし、売り方の動きがすぐに強まり、上昇幅はすぐに縮小した。
- 上昇の動きは不動産、銀行、食品・飲料セクターで見られたものの、情報技術、石油・ガスセクターの下落がそれを打ち消す形となった。
- 後場では売り方の勢いがさらに強まり、指数は下落に転じた。軟調な動きを払しょくできずに本日の取引を終えた。
- 金融、建設・資材、素材セクターが後場の下落を先導した。
- 170銘柄が上昇、283銘柄が下落、87銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は5.7%減の23兆ドンとなった。
VN30指数も同様の動き (VN-30 -0.37%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、15銘柄が上昇、9銘柄が下落、6銘柄が変わらずとなった。
- SHB (+7.00%)は本日ストップ高を記録し、VPB (+1.82%)、VIC (-1.56%)がそれに続いて上昇した。
- 一方、FPT (-3.74 %)が最も大きな下落。指数の中で唯一1%を超える下落を記録した。
セクター・個別株の動き
- MCH(-1.62%)は、親会社の持ち株比率を引き下げ、ホーチミン市証券取引所上場の追加条件を満たした。この動きは、同取引所に上場するための規制要件を満たすことを目的としたストラテジーの一環だと考えられる。
- REE (-1.80%)は、次回の年次株主総会で取締役会メンバーの解任を提案した。また、同社は2024年の現金配当を25%に維持し、1株当たり1万ドンの価格で従業員持株会への売却を計画している。
- 外国人投資家は本日2,318億ドンを売り越した。FPT (-3.74%)、DBC (-3.29%)、NLG (-0.15%)への売り越しが顕著であった。一方、買い越し銘柄はVIX (+0.82%)、VHM (+0.21%)、MWG (0.00%)が目立った。
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03月14日ベトナム証券市場ニュース_JP