3月21日: VN指数は停滞ムード (VN-Index -0.15%)
- 本日のVN指数も昨日と同様に小幅高で開始した。しかし、警戒感は依然として強く、上昇を伸ばすことなく軟調に推移した。
- FPTが主にけん引する科学技術セクターが指数の引き上げを試みたものの、小売、銀行といった主要セクターの下落がそれを相殺した。
- 後場でも前場と同様に低い出来高の穏やかな相場が続いた。指数は一度前日終値付近まで接近したものの、それを上回る買いが入らずに下落圏で取引を終えた。
- 銀行、食品・飲料セクターの下落が全体に広まって軟調な相場を形成した。
- 195銘柄が上昇、244銘柄が下落、89銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は12.9%減の16.9兆ドンとなった。
VN30指数は横ばい (VN-30 -0.05%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、10銘柄が上昇、16銘柄が下落、4銘柄が変わらずとなった。
- TPB (-2.96%)、LPB (-2.11%)が最大の下落銘柄だった。
- 一方、VIC (+2.91%)、FPT (+2.40%)、VHM (+1.90%)の上昇が目立った。
セクター・個別株の動き
- 2025年1~2月期、MWG社(+0.50%)の売上高は24.5兆ドンで、前年同期比13.5%増、年間売上高計画150兆ドンの16%を達成した。同社は今月からエアコン製品の販売のピークが来ると予想している。
- CTD (+0.12%)は、5,000億ドン相当のベトナム国立大学開発プロジェクトのオークションに勝利し、建設を開始した。同社はこのプロジェクトのために世界銀行から融資を受けており、同行が定めるESG要件を遵守している。
- 外国人投資家は9,500億ドンを売り越た。VND (+1.32%)、SHB (0.00%)が売り越しのトップとなった。最も買い越された銘柄はVCI (-0.26%)だった。
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03月21日ベトナム証券市場ニュース_JP