3月27日: VN指数は慎重な値動き (VN-Index -0.27%)
- 米国市場における下落やアジア市場全体のパフォーマンス低迷にもかかわらず、VICやMSNなどの優良銘柄に支えられVN指数は小幅高で始まった。
- VICの反落が相場全体の足を引っ張り、狭いレンジでの推移となった。
- 流動性は乏しく、積極的な買い手も現れず、指数は20日移動平均線(MA20)をわずかに上回る水準にて小幅安で終了した。
- 通信セクターが重しとなった一方、情報技術セクターが下支えした。
- 156銘柄が上昇、278銘柄が下落、82銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は14.2%減の16.1兆ドンとなった。
VN30指数はMA20を下回って終了 (VN-30 -0.09%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、8銘柄が上昇、21銘柄が下落、1銘柄が変わらずとなった。
- SHB(+3.67%)とFPT(+2.60%)は2%超の上昇を記録した。
- VRE(-1.50%)が最も下落した。
セクター・個別株の動き
- DBC (+0.68%)は、アフリカ豚熱(ASF)ワクチンの商業開始と、バクニンにあるDacovetワクチン工場の落成式を3月29日に行うと発表。Dacovet社は3種類のワクチンの製造を計画している: ASF DACOVAC ASF2、豚生殖・呼吸器症候群ワクチン、口蹄疫ワクチンである。これらはベトナムで最も深刻かつ頻繁に発生する家畜の病気である。
- FPT (+2.60%)は本日、ダナンのソフトウェアパークNo.2にてハイテク・半導体研究開発センターを正式開設した。これは2025年1月に発表されたFPTとダナン科学技術省との包括的協力プログラムの実施における重要な一歩となる。
- 外国人投資家は630億ドンを売り越した。TPB(-1.38%)は約1620億ドンの売り越しで最多額となった。一方、SHB (+3.67%)とVCI (-0.26%)は最も買い越された銘柄となった。
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03月27日ベトナム証券市場ニュース_JP