3月28日: VN指数は続落 (VN-Index -0.48%)
- 本日のVN指数はわずかに上昇して寄り付いたものの、すぐに売り方優勢となり下落に転じる展開となった。
- 銀行、小売、情報技術セクターが足を引っ張った。
- 後場では売りが一層強まり前場の下落幅をさらに拡大させた。
- 金融、不動産セクターはわずかに回復したものの、ほかのセクターでの下落が大きく影響した。
- 152銘柄が上昇、293銘柄が下落、81銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は微増。6.25%増の17兆ドンとなった。
VN30指数も同じペースで下落 (VN-30 -0.46%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、6銘柄が上昇、18銘柄が下落、6銘柄が変わらずとなった。
- PLX (-2.81%)、HDB (-1.77%)、FPT (-1.74%)が指数の重しとなった。
- VIC (+1.58%)、LPB (+1.36%)のみが1%を超える上昇を記録した。
セクター・個別株の動き
- STK (-0.19%)は、低価格の中国製品との直接競合を避け、受注を確保するために再生繊維の価格を引き下げたことを明らかにした。同社は価格競争ではなく環境に優しい素材で付加価値を提供し、シェアを維持することに注力している。同社は持続可能な繊維製品に対する世界的な需要の高まりを見通しており、業界における高品質の代替品として自社商品を位置づけている。
- VGC (-2.90%) は、日本の日本板硝子が所有していたガラス製造会社の買収に成功した。この買収により、ベトナムのガラス産業における同社の地盤は強化され、生産能力と市場範囲が拡大する。この買収は、国内生産を強化し、海外サプライヤーへの依存を減らすという同社の戦略に沿ったもので、特に建設・産業分野で高品質ガラス製品に対する需要が高まる中で実現した。
- 外国人投資家は4,069億ドンを売り越した。PNJ (-3.42%)、VNM (-1.31%)、FPT (-1.74%)への売り越しが顕著であった。一方、VIX (0.00%)が唯一、買い越し側で目立った銘柄であった。
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03月28日ベトナム証券市場ニュース_JP