3月29日:慎重な投資家心理が蔓延 (VN-Index -0.47%)
- VN指数は寄り付き直後から売り方優勢で推移し、徐々に下げ幅は拡大していった。
- 金融と建設・素材セクターが全体の重しとなった。
- 後場に買戻しの動きも多少見られたが、終盤は売りが優勢となり指数は前日比で下落した。
- ほとんどのセクターが下落し、上昇したセクターも上昇幅が限られていた。
- 159銘柄が上昇、296銘柄が下落、83銘柄が変わらずだった。
- 流動性は11.2%減の23.2兆ドンとなった。
VN30指数も低迷した (VN-30 -0.48%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、7銘柄が上昇、22銘柄が下落、1銘柄が変わらずだった。
- VIB(+1.44%)は1%超上昇した唯一の銘柄となった。
- 一方、最も下落した銘柄はMSN (-2.37%)、SHB (-1.72%)、SSI (-1.66%)などであった。
セクター・個別株の動き
- MBS (-1.62%)は、2024年度年次総会報告を発表し、売上高2兆7,860億VND(前年比+52.6%)、税引前利益9,300億VND(同+29.9%)を目標とする計画が承認された。また、12%の現金配当を行う計画。
- DGW (+0.46%)は2024年の年次総会の資料を公表し、売上高が前年比+22%、税引き後利益が同+38%と示した。また、2023年度の未分配利益から現金配当5%、株式配当30%(100:30)を予定している。
- 外国人投資家は引き続き7,930億ドンの売り越しを記録。MWG(+0.20%)は1,000億ドンを超え、最も買い越された銘柄となった。一方、MSN(-2.37%)、VND(-1.08%)、VHM(-1.04%)は最も売り越された。
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03月29日ベトナム証券市場ニュース_JP