3月7日: VN指数は上昇基調を加速 (VN-Index +0.59%)
- 本日のVN指数は昨日の堅調な動きのまま開始した。買い圧力はその後も強まり、前日終値の上まで指数を徐々に押し上げていった。
- 銀行、不動産セクターが市場全体のけん引役となった。
- 後場でもその勢いは止まらず、買い方優勢の動きはさらに加速しながら大引けまで値を上げて推移した。
- 不動産セクターは後場に一層加速した。銀行、素材セクターがそれに続いた。
- 271銘柄が上昇、185銘柄が下落、89銘柄が変わらずとなった。
- 流動性昨日7.1%減の20.8兆ドンであった。
VN30指数が全体をけん引 (VN-30 +0.74%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、16銘柄が上昇、10銘柄が下落、4銘柄が変わらずとなった。
- VIC (+6.97%)をはじめとするビングループ各銘柄が指数を押し上げた。
- 一方、PLX (-1.83%)、BVH (-1.73%)、GVR (-1.47%)が足を引っ張った。
セクター・個別株の動き
- 子会社であるVinPearl(VPL) がホーチミン証券取引所への上昇申請手続きを完了したことからVIC (+6.97%)はストップ高となった。VPLは同取引所に18億株を上場させ、資本金は総額17.9兆ドンに達すると予想される。
- SGP(+1.13%)は2025年の事業目標を発表し、税引前連結利益で前年比40%増の3160億ドンを目指す。同社は、港湾事業の効率化、土地プロジェクトの拡大及び新規開発を計画している。特に2045年完成予定の113.5兆ドンのプロジェクトであるカンジオ国際港には注力する。
- 外国人投資家は1,460億ドンを売り越した。買い越しはVIC (+6.97%)、HPG (+0.36%)に集中した一方で、FPT (-0.14%)、MSN (-0.29%)への売り越しが目立った。
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03月07日ベトナム証券市場ニュース_JP