4月15日: VN指数は今年最大の下落率を記録 (VN-Index -4.70%)
- VN指数は下落して取引を開始した。中東情勢への懸念を背景に、アジア株全般がリスクオフの展開となった。
- 一日を通じて売り方優勢で推移した。取引終盤、市場は大きく弱気に傾き、最終的に今年最大の下落率を記録した。
- ドンの対米ドル為替レートが下落していることも、中央銀行による為替介入、ひいては市場金利の上昇の懸念材料になったことが考えられる。
- 特に下げ幅が大きかったセクターは、金融、化学、建設・資材、不動産、石油ガスなどだった。一方、ヘルスケアが最も下落が小さかった。
- 40銘柄が上昇、30銘柄が下落、475銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は39%増の33兆ドンとなった。
VN30指数は複数の銘柄がストップ安を記録 (VN-30 -4.42%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、1銘柄を除き、すべての銘柄が下落した。
- ストップ安を記録したのは、MSN(-6.95%)、BID(-6.93%)、SSI(-6.92%)、BCM(-6.89%)、GVR(-6.88%)、VRE(-6.83%)。
- SHB(+0.44%)は唯一上昇した。
セクター・個別株の動き
- SHB(+0.44%)は、取締役会副会長のド・クアン・ビン氏が同社株の大口購入登録を行い、一時ストップ高を記録した。4月19日から5月17日までの間で、約1.2億株を購入する計画。
- OCB(-5.39%)は本日、2024年度年次株主総会を開催。定款資本を24.7兆ドンに増額することに加え、既存株主への20%の配当計画が承認された。
- 外国人投資家は1兆2700億ドンの売り越しとなった。MWG(-4.04%)が最も買い越された。一方、VHM(-4.72%)やCTG(-6.82%)が売り越された。
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04月15日ベトナム証券市場ニュース_JP