4月17日: VN指数は売りが引き続き先行 (VN-Index -1.86%)
- 昨日は底値圏での買いが強かったにもかかわらず、本日は注意深く始まり売買は盛んではなかった。
- 前場では不動産と金融をはじめとする多くのセクターが小幅に下落した。
- 午後に政府高官の政治スキャンダルに関する噂がマーケットの下落を助長し、売り圧力が高まり始めた。
- ヘルスケアを除くすべてのセクターが下落基調を強める結果となった。
- 137銘柄が上昇、348銘柄が下落、57銘柄が変わらずとなった。
- 流動性は昨日から37%下落し、19.1兆ドンであった。
VN30指数も市場全体の動きに同調 (VN-30 -1.78%)
- 大型株で構成されるVN30 指数は、4銘柄が上昇し、残りの26銘柄が下落した。
- GVR (-5.60%)、BID (-4.37%)、CTG (-3.96%)が指数を大きく引き下げた。
- 一方でMSN (+1.06%)が1%以上の上昇を記録した唯一の銘柄であった。
セクター・個別株の動き
- ブルームバーグによると、MSN (+1.06%)は同社の食品・飲料部門であるMasan Consumer Holdingの上場を計画していると明かした。同社は10億ドル~15億ドルの資金調達が可能なIPOについて財務アドバイザーと協力している。市場環境が整えば2025年初に株の売り出しが行われる可能性がある。
- CTD (-3.03%) と投資事業会社である Kusto Groupがベトナムでの投資事業の開始のために戦略的協力を締結した。Kusto Groupは2024年から2028年の間にCTDの協力の下で2億ドルを投資する予定だと強調した。
- 外国人投資家は9910億ドンの売り越しであった。FUEVFVND (-1.43%)、 VHM (-2.11%)、SHB (-3.48%)が広く売り越された一方で、買い越された銘柄はVNM (+0.31%)、GMD (+2.68%)のみであった。
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04月17日ベトナム証券市場ニュース_JP