4月2日ベトナム証券市場ニュース
02-04-2024

4月2日: VN指数は反発 (VN-Index +0.43%)

  • VN指数は取引開始直後から大きく下落したため、前日比でマイナスの推移が続いた。
  • STB(-3.82%)とバンティンファット事件に関する噂を受け、銀行セクターが市場全体の重しとなった。また、他のセクターもこの影響を受け、市場はさらに下落した。
  • しかし、噂が真実でないことが銀行関係者より示され、投資家心理の回復と共に市場は上昇し始めた。
  • 後場には買いが強まった。化学と石油ガスセクターに買いが集まり、終盤に何とか前日比プラスに反転した。
  • 248銘柄が上昇、241銘柄が下落、66銘柄が変わらずとなった。
  • 流動性は底値拾いが見られたことから、18.5%増の27.5兆ドンとなった。

VN30指数はわずかに下落 (VN-30 -0.02%)

  • 大型株で構成されるVN30 指数は、15銘柄が上昇し、13銘柄が下落、2銘柄が変わらずとなった。
  • GVR (+6.98%)、GAS (+2.36%)、MSN (+1.50%)、BCM (+1.71%) といった銘柄が奮闘したものの、STB (-3.82%)、VCB (-0.74%)などの銀行株の下落を支えることはできなかった。

セクター・個別株の動き

  • 中東情勢への懸念により世界的に石油価格が上昇したため、石油ガス銘柄の PVD (+6.24%)、PVB (+5.62%)、PVC (+4.00%) が大幅に上昇した。
  • FMC (+1.42%) は3 月、前年同期比 32% 増となる 1,917 万米ドルの収益を達成。 オフシーズンのエビ養殖も好調で、将来的には同社の業績にプラスとなる可能性がある。
  • 外国人投資家は本日、7,370 億ドンを売り越した。 STB (-3.82%) と VCI (0.00%) が最も売り越された銘柄だった。 一方、TCB (+0.42%) が大きく買い越された銘柄だった。

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